だいたいいつも、ミックスで3日、マスタリングで3日くらい試行錯誤繰り返してるので、まだ全然曲出来てないのに納期やべえよーぅぉぅ
と思いながらですが、まぁ、なんとかがんばります。

さて、曲の頭というのは、特にボーカロイドが流行しているのこの大DTM時代に、ネット上でもたくさんの人に聴いてもらいたいと思うのなら特にだいじだいじです。機材ソフトなども昔と比べてとても安価になったので、センスがある人たちがどんどん曲を作れるようになっている中で埋れない楽曲にするには、まず最初が肝心です。

ネット上の、ニコニコ動画などでの一般視聴者は特に、どこのだれの曲かもわからないまま、先入観なしに聴いてあんまりスキじゃなさそうだなって思ったら一瞬で次の曲を探しに出かけちゃうわけですから。

探せば探しただけ本当にいろんな素晴らしい曲が巷に溢れているので、視聴者としては少しでも好みとずれている音楽を聴く必要もないわけです。逆にそれは、派手さをいかに演出するか、という本来の何かを伝えたいという音楽からは遠ざかってしまう問題点もあるわけですが、今回はコンテスト。

やはり表現としての音楽を大切にしながら、たくさんの人の耳に触れてもらえるような派手さも取り入れていかなくてはいけません。主催者からしても、多くの人の耳に届くような楽曲を選びたいた考えているわけですから、そういった意味でも、変なこだわりを持たずにまずは「最後まで聞いてみようかな」と思ってもらえるような曲の出だしを心がけましょう。

ということで、曲頭、今回の曲では時間が戻る前のバースの部分ですが、今までになく凝ってつくりました。
イメージとしては、夢か現実かわからないような雰囲気、重い空気感、そしてイントロの疾走感へのスムーズなつながりを意識しました。

特に、雰囲気を作るためにこだわったのはリズム。今回はNative InsturumentのDamageという映画音楽にも使われるような音源に収録されているLoopを基に、Prime Loopsのダンボール?のパーカッションの音を、ビットクラッシャーやモジュレーションをかけて重ねることで、なんとなく時空の歪みがイメージできそうなミステリアスなリズムを作りました。

イントロへつながる部分も、ぴよぴよ音のループ素材を使い、なにかがだんだん近づいてくる感じで聴き手を煽ることで、聴き手を楽曲に引き込もうと考えました。実はLoop素材を積極的に使うのは今回のこの曲が初めてなので、かなり試行錯誤はしました。

納期がないのでループ素材を使って作業時間短縮だ!と思って始めてみると、意外とループを探したり、キーを合わせたりいろいろと奥が深くて、案外一から音を組むのと時間的にはあまり変わらないかなーと思いました。それでも、ループ素材は最初から凝ったギミックが施されているものも多数あり、偶然の出会いから思いがけない演習効果が生まれることがあります。ループになんとなく拒否感を持っている方がいましたら、ぜひ使ってみることをおすすめします。

こうしてできたイントロのリズムパターンはこちら

3年前に作曲始めたころは、こんなリズムパターンを作る日が来るなんて考えもしなかったです…。
ずっとアコースティックでジャズをやってきた身からすると、生演奏至上主義的な考え方がありましたが、いざループを使ってみるとまた音楽の幅が広がりますね。

それでは次回は、それはもう本当に大急ぎで、1コーラスを作ってゆきます!