さて曲頭のバースが終わったので、ワンコーラスを作りました!!

BIABのMIDI書き出しを駆使して、それをDAWで使える音源に差し替えています。
Tips:CatsWalk流BIABの使い方

そして、風の音のようなものはこれもループ素材を使ってみました!
ループ初心者はなんでもかんでもループを入れたがるのであった。

イントロ前とかサビ前には、ピアノやオーケストラの逆再生音を使ってます。
やっぱり逆再生をテーマにしている曲なので、逆再生音をいたるところ散りばめようとしています。
ささらさんは未調教です。これでもかなり自然に歌ってくれててすごいですがやっぱり主役にはもっともっと光って欲しいので後ほど追い込んでいきます。

まず1番を作ってみると、だいたいの曲の長さとか、間奏を入れるかどうか、そのタイミングとかの判断がついてきます。
それと、この展開だったらこういうリズムがいいかなーとか、とにかく妄想しまくるわけです。

自分の場合すごく重要なことなのですが、出勤とか帰宅の電車の中などでひたすらこのラフを聴きまくって、思いついたアイディアを携帯などにメモをしていきます。

たくさんの曲に触れている作曲家さんやエンジニアさんは、いい音と悪い音の判断基準が頭の中にインプットされています。彼らの場合は、それこそ何千曲という仕事量をこなしてますからね。
でも私のようなアマチュアで、けっこう他にもいろんなことをやっていると、数カ月に一曲というスローフードならぬスローソングでさ、しかもそもそものDTM歴が3年という、絶対的な壁がそこにあるわけです。曲を作るたびに、前曲で頭の中に形作った基準の音なんてほとんど吹っ飛んでますよ。。

そんな越えられない溝を少しでも埋めるために実践していることが、まさに「とにかく聴きまくってメモ」なのです。この手法は、だいたいワンコーラスができたあたりからマスタリングをして完パケまで続けます。

この作業のポイントは

  • プロデューサーになり切ってアイディアを出す
  • 嫌なヤツになり切って粗探しをする

技術的には

  • なるべくwavファイルに書き出して持ち歩く
  • たまに別の曲を聴く
  • いろんなイヤホンやいろんな環境で聴く

というところです。

なるべくwavファイルにというのは、音の劣化をなるべく少なくするためです。

たまに別のプロのCD音源を聴くことで、プロの音と自分の今の音の違いを目の当たりにすることができて自分の曲のダメなところが痛々しいほど見えます。そりゃあ痛々しくて死にたくなるほどです。

そして、いろんな視聴環境でのモニタリングもこの時についでにしてしまいます。その時、環境によっても音の聞こえ方が違うというところにも注意して聴きます。たとえば、電車の中で聴くのと車の中で聴くのとでは、低音のマスキングのされ方も違うし、カーステレオみたいなほとんど定位がなくなるようなところでどんな風に聴こえるのかというのも参考になりますよね。(参考にはなるけど、それを作品に活かせているかは自信ない)

たとえば今回のメモだと

ディストーションギターとカッティングギター入れる
Bはキメる
イントロ逆再生音入れる
ABCイントロABC間奏BCアウトロ(構成案)
ベースラインつまらない
ボーカルダブルにする

とか書きました。この作業を始めて最初の方は、ズラーっとメモがみるみるうちに並んでいきます。それを家に帰ったら修正して、また書き出して持ち歩いてメモして、また家に帰って修正して、の繰り返し。

こうして、徐々に音やフレーズや構成、バランスなどを詰めていくことで、だんだんメモの量が減っていき、完成に近づいていくわけです。

この時点で残り一週間。気の遠くなるような作業を目の前に、迫り来る納期。実は別の仕事も入ってきたりしてて。。プロの作曲家ってこれで生活するんだもん、大変だろうな。それともあれか、相当なMで、追い込まれることが気持ちいいとか思うのだろうか。

次は「持ち歩き」で出したアイディア、修正箇所をもとに曲を詰めていきます。そろそろ大詰め。